合同会社の資本金

合同会社設立を決心し事業内容も決めたら、事業を実現するための資本金を決めます。
会社法で資本金は1円以上あれば問題ありませんが、現実的に考えると1円での資本金で事業は成り立ちません。
合同会社を設立して事業を始めるには、資本金はどうしても必要となります。

では資本金は、一体幾らかかるのでしょうか。
例えば店を開いて商売をする場合、まずは店舗の確保が最優先です。
貸店舗を借りて営業する場合、月々の家賃がかかります。
しかし店舗を借りたとしても売るものがなければ営業が出来ないので、商品を仕入れる必要があります。
商品を仕入れるにも、お金はかかります。
仕入れた商品を店の地面に並べて売るわけにはいかないので、什器などの購入も必要です。
さらに従業員も雇い商品の宣伝も行うとなると、とても資本金1円では賄いきれません。
どんなに少なく見積もっても、100万円はかかるでしょう。

中には店舗を借りず従業員も雇わず、ネット上で会社を立ち上げて事業を始めようと考えている方もいらっしゃるでしょう。
ただし店舗を設けないネットビジネスを行うには、サーバー代・通信費・ドメイン料もかかります。
合同会社でどういう事業を行うにせよ、資本金は必ず必要になります。

では資本金の額を決めるには、どうすれば良いのでしょうか。
資本金は合同会社を運営するのに必要となるお金になるので、事業内容をしっかり立てることが大前提となります。
会社を設立して届けを出す際にも、事業内容をハッキリする必要があります。
事業内容に「物品販売業」と曖昧に書いても受理は一応されるものの、曖昧な内容では世間からの信頼は得られません。
店を出すにしても、「何をどのようにして売り出すのか」を明確にしましょう。
事業内容が明確になれば、資本金の額は自ずと分かってくるはずです。

合同会社は1円の資本金でも、できなくはありません。
でも将来的なことを考えるのならば、きっちりと計画を立てて会社設立に臨みましょう。